芸術家のニヒリズム。
ニーチェ 権力への意志 下 p.348
音楽以外の芸術において古典と解されているのは、ベートーヴェンのそれとは逆の類型であると。
ニーチェ 権力への意志 下 p.330
現代の芸術家は、その生理学においてヒステリー症ときわめて似通っているのだが、性格としてもまたこの疾患にもとづいて印づけられている。
寸評
何と病名の軽々しい名づけ方か。
ニーチェ 権力への意志 下 p.284
とくに、それが、全体の矜持を代表するよう個々人を強制するかぎりにおいて。
ニーチェ 権力への意志 下 p.255
しかし彼はこの危険をも意欲する。
寸評
英雄とはそういうものなのかな?
ニーチェ 権力への意志 下 p.175
とりわけて何か生あるものはおのれの力を放出しようと欲する。
寸評
放出を実際にするというわけではないようだ。
ニーチェ 権力への意志 下 p.158
私たちが数学的公式を生起したものにあてはめうれば、何ものかが認識されているというのは、幻想である。
寸評
計算機が意識を持たないということに近いのかもしれない。